基本的に、タイ人の大多数は味覚に鈍感です。タイ人は味見さえせず、食べ物に無闇矢鱈と唐辛子をかけます。これは、あまり美味しいものを食べられない庶民が、異常な辛さで不味さを誤魔化す知恵です。
富裕層のタイ人は、日本人と同様、異常な辛さを求めません。激辛料理は庶民層だけの味覚を誤魔化す習慣が生んだ料理とも言えるのです。タイの庶民層の生活レベルは、日本人の貧困層以下の生活と考えて間違いないです。
辛い料理を無理して食べることは、アンチエイジングにも反する効果があります。成人したタイ人はとても老けて見える事が物語っています。
また、タイ料理は、中華料理と同じく、グルソー料理としても知られています。都市部の多くのタイ人は、キッチンの無い生活をしていますので、殆どの人が料理下手です。まれに料理をすると、大量のグルソーを料理に投入します。そういう家庭の多くではキロ単位のグルソーの袋を目にします。タイの屋台で食べる料理にも、当然このグルソーが大量に入っています。日本人は旨み成分を好むので、グルソーまみれのこの料理を美味しいと誤解する人も居ます。
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